藤沢グリーンライフマンションの耐震基準適合審査日記
今回のレポートは「藤沢グリーンライフマンション」です。 藤沢と言っても藤沢市の善行地区なので、検査行程的には湘南方面ですから好きな方面です。
湘南は鎌倉の材木座海岸から辻堂あたりまでをさすと思いますが、イメージが良いだけにあちらこちらで湘南のネーミングが使用さています。
例えば湘南六浦とか湘南鷹取とかがあります。これらの地域は湘南のイメージとは程遠い景観をもっていたりするのですが、湘南イメージにあやかろうとする気持ちはわかりますけど。
さて今回の「藤沢グリーンライフマンション」は、そんな湘南に程近い藤沢の善行地区で少しばかり内陸に入ったエリアです。 依頼主は東京の「ジェイ・フラウド」様です。関東を中心に幅広く不動産仲介事業を展開されています。
行程は、事務所のある金沢区を出発、三浦半島を16号で南下し、田浦から逗葉新道経由で逗子海岸に出ます。
左側に逗子海岸を見ながら南下し、材木座海岸~由比が浜を経由して稲村ガ崎や七里ガ浜の絶景を堪能しながらの
ドライブです。
当日は風があり、多くのサーファーが海面に点在しています。
遠目にみるとアザラシに見えなくもありません。
さらに進めて左に江ノ島を望みながら辻堂から内陸に向かいます。
このあたりは横浜と違って平地が多く、開放感にあふれた感じがします。 たいした渋滞も無く、1時間強の旅程でした。
マンションは鉄筋コンクリート造4階建てで、23世帯の小ぶりなマンションです。
白を基調とした壁面にライトブルーのタイルを帯状にレイアウトしたとっても明るいイメージのマンションです。
逆に言えば、湘南のネーミングは使用していないにもかかわらずとっても明るくそれこそ湘南のイメージの
マンション外観でありました。
本当の湘南ボーイは自ら「ボクは湘南ボーイだ」なんていわないのと共通するところがあると感じました。
外壁には目立ったクラックは認められず、クラックから雨水が浸入して析出されるエフロレッセンスも見当たり
ません。
長期修繕計画書に基づき適切な維持管理が成されている成果だと思われます。
違法な改造等も認められず、「耐震基準適合証明書」を発行するに特に問題はないマンションです。
今回も特に問題もなく滞りなく検査スケジュールを消化することが出来ました。
買主様、ジェイ・フラウド様、有難うございました。
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